猫本3:『グーグーだって猫である』★大島弓子 [猫★脇役マンガ]

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『グーグーだって猫である』★大島弓子

猫漫画は数あれど、男性も含めここまで支持されている猫漫画は、そうそうないのでは?
小泉今日子主演で映画にもなりましたが、監督の犬童一心氏も「ずっと原作のファンで、映画化したいと思っていた」と語っていました。

現在、5巻まで出ているけれど、新しい巻が出るたびに最初から読み返してしまう。
タイトルには「グーグー」ってつくけれど、グーグーだけの話ではない。
大島さんが漫画家だから、漫画という形になっているけれど、内容が濃いこともあって、エッセイのようにも読める。

作者は猫をとても大切に思っているけれど、どこか冷静な観察者の目を持っていることが独特なのかな。
猫漫画といっても、大島さんの日常も一緒に語られるので、漫画家仲間やアシスタントさんたちとの「人間の交流」も描かれるし、猫を飼うことによって生じる様々な問題も描かれ、奥深い作品だと思う。

それにしても、グーグーは性格の良い猫だ・・・どんな子でも「うちの子」になれば、特別に可愛いと思うだろうけどね。
1巻では、グーグーのお腹に「タゴサク」と「ダーシェンカ」がいる話が特に好き。

5巻までの中では、「これから猫を飼いたいと思っている人」として、初めて飼う人、飼いたいと思っている人がやってしまいがちな失敗が、今から身にしみました。(仔猫を保護した大島さんが、飼い主を探す話の中で)

グーグーだって猫である

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